戸建住宅の購入を検討する時に、悩むポイントのひとつが「建売住宅」と「注文住宅」のどちらを選ぶかということ。
どちらも特徴が異なり、メリットもデメリットもあるので、人によってどちらが最適なのかが変わってくるでしょう。
今回は、「建売住宅」と「注文住宅」のどちらを選ぶかについてご紹介します。
建売住宅の特徴は、簡単に言うと「土地付きの完成された戸建住宅」です。
間取りや設備も決まっており、デザインに関しても概ね決まっているのが建売住宅となります。
建売住宅は広い敷地の中で区画が分かれ、類似したデザインの戸建住宅が建ち並ぶケースが多いでしょう。
注文住宅の場合は、「自分で土地を選び、間取りや設備も自分で決める住宅」です。
自分のこだわりを住宅に活かすことができ、設計士やハウスメーカーに依頼をします。
土地によっては、建築条件付きとなる場合もあるので、土地選びには注意しましょう。
費用としては、建売住宅の方が割安であり、支払い計画も組みやすいです。
注文住宅の場合には、素材や仕様、デザインなどオプション次第でいくらでも価格が変動します。
入居までの期間も気になるポイントです。
建売住宅の場合は、おおよそ6ヶ月後くらいの目安で考えておけば大丈夫でしょう。
すでに完成済み物件であれば、1ヶ月程度で入居できる場合もあります。
注文住宅の場合には、10ヶ月~1年程度見ておいた方が良いでしょう。
土地探しから始まり、施工業者との打ち合わせなど色々と時間が掛かることが多いです。
建売住宅と注文住宅では、どんな人がどちらに向いているか見ていきましょう。
■建売住宅が向いているケース
・早く入居をしたい
・予算を軽減したい
・土地をまだ持っていない
・手間を少なく快適な家に住みたい
■注文住宅が向いているケース
・こだわりのある理想の家を作りたい
・土地をすでに持っている
・引っ越しまで時間に余裕がある
・予算に余裕がある
一般的に大きく左右するポイントは、入居までの時間や予算といったところでしょう。
あこがれの家づくりを求めていたとしても、予算の関係や入居までの時間により建売住宅を選ぶ人も多いです。
現在は、建売住宅でも部分的にオプションを選べるケースも増えており、デザイン性も豊富なので幅広く検討してみることをおすすめします。
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